山友達いない問題

山友達ってどうやって作るの??

 

登山はじめたものの、一緒に登ってくれる友人がいないからあまり山に行けない。。

 

このような悩みはよく聞きますし、私も数年前に同じような悩みを考えていた時期もありました。

特に、一般的に女性のソロハイクはあまり多くはなく、いろいろとハードルが高く感じる部分が多いのかもしれません。

※違う記事で女性のソロハイクはなぜ少ないのか、何がハードルと感じやすいのか書いていこうと思います。

 

今回は、私がどのように山仲間が増えていったのかを具体的にお伝えしたと思います。

ちなみに、bincyoutanは30代女性です。

 

まず初めに、仲間が増えた経緯は2つの要素でした。

①自発的に起こした行動 

②起こした行動が引き寄せた新たな機会

 

では、まず何をしたか?

①登山者を集うSNSの活用

山コムというSNSサイトがあります。

そのサイトには、何月何日どこどこ山へ〇〇ルートから登るので一緒に登る方募集します。などと募集掲示板のようになっています。

中には参加者条件20代のみwwや、山ガール限定ww

登攀グレード〇〇以上など就職活動の募集要項か!みたいなものまで様々です・・

無料で利用できますし、自分から募集を集えます。

 

【メリット】

・日本全国広範囲から登山に興味のある人だけ知り合うことができる

・匿名で気軽

・こちらから条件を出せる

・誰かの山行予定に便乗登山できる(車無い人は相手次第で相乗りできる)

 

【デメリット】

・どんな人が来るか会うまでワカラナイ

・気軽な分ドタキャンなども多々ある

 

私は山コムで過去10人くらい一緒に登山したことがあります。

すべて自分で募集を集いました。

気を付けたのは女性男性半々くらいで5人くらいの人数を集めることです。

また、集まったメンバー皆が危険や不安なく過ごせる環境で初顔合わせをする。

ゆるい近場の電車とバスで行ける山とかが無難ですね。

 

私ではありませんが、同様に募集した仲間の体験談も少々話しますと

顔合わせ登山した際、1人の男性は話だけではとても体力がある経験豊富な感じだったのに、いざ登山したらバテバテで水も500ミリしか持ってこなくて説教して自分の予備の水を飲ませた。

女性に途中で荷物を持たせられたなど、、笑

やっぱりどんな人が来るかは会ってみないとワカラナイのです。

 

また、出会い目的の男性がうんぬんかんぬん気を付けろという話もよくあります。

とはいえ、登山に限らずどんなジャンルでもSNSってそのような物がまとわりついてくるものだと割り切って対応すれば問題ないでしょう。

 

能力も意欲も不明な他人を集めて登山するので、リスク管理は自分+何をするかわからない他人のこともマネージするつもりで計画するとトラブルが起きずらいと思います。

山コムやSNSは数うちゃ当たるくらいの気持ちで利用してはいかがでしょうか??

 

②起こした行動が引き寄せた新たな機会

 

無事数年前に山コムで1人だけ意気投合した男性仲間(以下師匠)ができました。

どのような点が私にとって意気投合のポイントだったのかといいますと。

 

・体力や登山の技術経験が自分より豊富である

・積雪期登山(テント泊含む)経験あり

・冷静沈着で登山以外のコミュニケーションは取らない

・登山コミュニティやフォロワーがすでにいる

 

私にとって、仲間が必要不可欠だと感じたきっかけは積雪期の登山を始めるためでした。

シフト制で休みも不定期な自分が山岳会などに入るのは難しく、どうにかもっと登山を発展させるためには技術や経験があり初心者を受け入れてもらえるコミュニティに加わることが必要でした。

 

師匠には仲間がいて数回2人で登ったのち、師匠的に仲間に入れても大丈夫だと判断してもらえたのか私もそのコミュニティに加えてもらいました。

コミュニティは13人くらいのライングループで、休みが合う人同士で自由に計画立てて行ってました。

当時、月に5日前後は登山していて大体4,5人の決まったメンバーでした。

そんな生活が2年ほど経ち、一般登山では飽き足らずクライミング沢登りを始めようという流れになってから、今度は師匠の古い山仲間がグループに紹介されクライミング沢登りを始めるようになりました。

 

さらにその仲間の知り合いは沢登り、クライミング、BCをしていたり、ガイドであったりと、まさに人と人とのバトンであっという間に山関係の仲間や知り合いが増え、自分の遊ぶジャンルも幅広くなり、さらに休みとお金が足りないw生活へと突入します。

 

登山のコミュニティにいたからこそ得られた機会でした。

定着した仲間ができるまで、似たような感じで2つくらいグループにいましたがあまり合わず抜けてしましました。。。

いつも感じてますが性格やコミュニケーションスタイルの相性、行きたい山の趣向などいろいろ合う人達に出会えたのは幸せです。

 

もし今山友達が欲しいけど、どうしたらいいのか分からないし不安が大きくて行動に移せないという方の参考になれば幸いです☆